「えぇっと…まぁ……。
この通り成田が帰ってきたから
心強いな!!
…ってことで、今日の撮影始めるぞ!!」
渡部さんも少しとまどってる。
みんなも渡部さんの指示だから
動き出したけど視線は瞳に向いてる始末。
それに…昔からいるスタイリストは
ともかく、新人の人達は
昔の瞳がどんなのかは知らない。
だから、留学の話を聞いて
勉強したいだろうけど…
そんな人たちも寄せ付けない瞳のオーラ。
…何があったんだ?
…って、思いながら瞳を見てたら
目があった。
うわっ!
って…何で俺目そらしてんだ?
そう思い視線を戻すと瞳は
やっと声をかけれたのか少し腰が低い
新人スタイリストと笑ってた。
あ…。
笑顔は…昔のまんまだ。
昔と変わらない笑顔。
それに気づいたのは俺だけじゃ
なかったみたいだ…。
一気に瞳の周りにできる人だかり。
そういえば昔も瞳の周りには
人がいっぱい集まってたな…。
性格はよかったし人なつっこかったから
可愛がられてたから。



