Seven...KOKI



「あたし…」



「いくら雪ちゃんに才能があろうが…
モデルとしての素質があろうが…
雪ちゃんにやる気がないと
まったく意味が無い」



「あたし…」



「どうだ?…やる気…あるか?」



雪はうつむいて、



「あたし…期待されてるんですか?」



「そうだよ」



「あたし…頑張れば…頑張れば
本当に香奈さんみたいなモデルに
なれるんでしょうか?」



「なれるさ」



きっぱりと言った渡部さん。



その言葉に少し驚いたけど少し笑って、



「あたし…やります…」



「雪!?」



「本当に…あたしがモデルなんて
考えたことも無かったけど…。
でも…期待されてるなら…
こたえたい…です」



「雪…本当に…いいのか?
無理とかしてないか?」



「してないよ。
誰かに期待される人間だって…
自分がそんな人間なんだって思うと
すっごく嬉しいし…。
ここで光輝の練習モデルやってみて…
とまどいもあったけど、
楽しさがどんどん大きくなって…。
あたし…モデルになりたい」