「はい!!」
やったぁ!
ようやく俺にもチャンスが!
「モデルは…」
「あぁ、滝がさっき用意してたんだけど。
あそこにいる。鈴ちゃん!」
「はい」
あの子か…。
俺の初モデル!!
「別に雑誌に載るわけじゃないから
いつもどおりポーズとってくれる?」
「はい!よろしくおねがいしま~す」
「あっ、よろしくお願いします」
俺はモデルに頭を下げて
準備にとりかかった。
その時、
「渡部さん!ちょっと待ってください!」
楽屋の方から聞こえた滝さんの声。
「どした滝?」
「鈴ちゃんじゃなくてこの子に変更っ。
ほら、入って」
ざわっ
スタジオが一気にざわついた。



