「あっ…あの子起きてるかな」
部屋をのぞいたけどまだ寝てた。
まぁ疲れてるんだろうな…。
手紙と…金置いとくか。
手紙を書き、その横に1000円を置き、
ほっとして時計に目をやると7時10分。
「やっべぇ!!」
急いで玄関を出た。
エレベーターがホールについた瞬間
バイクに飛び乗って走った。
「おはようございますっ!!」
テレビ局の楽屋に入り挨拶をする。
「おはよう光輝くん。急いで準備して。
渡部さんかんかんだったよ?」
「…やべぇ」
俺は急いでかばんを置き、
廊下を走って大きなホールに向かった。
扉を開けるとそこは
ライトで輝くスタジオ。
「おはようございますっ!!
遅れてすんません!!」
シャッター音がするたんびに
ポーズを変えるモデル。



