Seven...KOKI



あげくの果てにははさみうちで
かかってきて自分達でぶつかりやがった。



「くそっ!覚えてろよ!!」



そして何も反撃せずに勝手に
どっかに走り去っていった。



「なんだよ。ばっかじゃねぇ?」



あっ、そうだ。



「雪!」



振り向くとしゃがみこんでる雪。



「ひっく…こう…光輝」



はぁ…。



「雪~!!」



俺は子供みたいに雪に抱きついた。



「あぁ~…もう!ばか!
俺がどれだけ心配したと思ってんだよ!
2時間ぐらい探しまわったんだぞ!」



雪の目を見てどなった。



「うぅ…ごめんなさい」



「でも、無事でよかった」



そして、もう1度強く抱きしめた。



「雪…」



「…おい」