もう8時…。 さすがにやばいだろ。 またバイクを走らせて探す。 その時に目に入った。 大きな交差点を少し行ったところ。 ラブホが並ぶ街。 「…まさか」 いや、でも確かめとくか。 俺はバイクを近くのコンビニに止めて、 その街に向かった。 周りがピンクやネオンで輝く通り。 何組ものカップルが歩いてる。 いないな、雪。 電話してみるか。 出ろよ…。 俺は携帯を耳につけたまま あたりを見渡した。 はぁ…でない。 ここにはいないか…。 いや、もう1回だけ…。 Plululu…