Seven...KOKI



「痛っ…!」



え?



「雪!どした!?」



あわててキッチンにいる雪にかけよった。



「おい、指切ったのか?」



雪は痛そうに人差し指をおさえてる。



「…大丈夫。ちょっとかすっただけ」



「何言ってんだよ。
めちゃくちゃ血出てるじゃねぇか!」



救急箱!どこだっけ…?



あっ…あった。



「光輝…いいよ。舐めてれば治るから」



「ばか!その傷口から
菌が入るんだぞ!?」



そう言いながら急いで消毒した。



「…光輝」



「あっわりぃ!しみた?」



「ううん…大丈夫。ねぇ…」



「何だよ」



結構深く切ってんな…。



まだ血が止まらない指に必死になってる
俺に雪は聞いてきた。