「光輝?…でも」 「ばかっ。そんなに泣いて 言い訳すんのか?」 「でも!」 「ま、まぁ。引き取ってくれたのは いい事じゃ。よかったな、愛莉ちゃん」 雪は何も言わなかったけど さっきとは全然違って 思いっきりの笑顔。 その笑顔にちょっと どきどきしたのは絶対内緒…。 そして…家に帰って押入れのすみに 隠れてたモカを見て、 2人そろってモカの存在を 忘れてたことは…内緒じゃねぇか。