私が紫萌を助けたのは
私が選んだ決断だ。
「泣かないで、私、怒ってないよ」
「…ほんと…?」
紫萌は涙を手ですくい、
ゆっくり立ち上がった
「なんで…、汐夏ちゃんは此処に?」
「分からない、いつのまにか
教室にいたの」
「そっか…」
紫萌が続けて何か言おうとしたとき、
バン!
「あ!紫萌ちゃーん、
ここに居たんだ」
入ってきたのは
クラスメイトのトップ軍、
朱堀さん達だった。
「あ、朱堀さん…」
「ねぇ、雑用頼まれちゃったの~
代わりにやってくれない?」
朱堀さんは上目遣いで
紫萌を見た
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…