Goodbye, Love Junky!!


「遊、今日うち来ない? 親いないんだ」

「うわ、露骨すぎだろお前」

「嫌?」

「わーったよ。行きゃいいんだろ、行きゃ」


別に俺だって好きでこんなことをしてるわけじゃない。

ただちょっと事情があって家に帰りたくないだけ。



連日女の子の家に上がり込んで、年不相応な遊びをする。

こういうろくでもないことを平気でできてしまうあたりは、あの母親に似てしまったのだろう。


子どもは親の嫌なところの寄せ集めなのかもしれない。