「あのね…私、魔法使いなの。」

そう話した彼女。

「魔法使いってほんとにいるんだ、。」

「驚くよね…?私だって最初は驚いてたもの。」

「火の他になにかできるのか…?」

「えぇ。もちろん。Water 」

彼女は呟いた。 すると手から水が出てきた。

「なんか…すごい魔法だね。」

「うふふ…すごいでしょ?」

「うん…すごい、。」

「柊君。このことは誰にも言わないでね?」

「あぁ。誰にも言わないさ。」

「私達だけの秘密ね?」

彼女は顔をくしゃっとして笑った。

それが可愛くて…愛おしくて。


それから彼女を好きになった。