2014 小4の私。

学校の宿題で成長過程の写真を
提出することになっていた。

私) アルバムにおばあちゃんいっぱいだ!
あ!ここにはれん(従兄弟)がいるー!

母) 初めての女の子でみんな可愛がってたんだよ

私) そうなんだ幸せ者だね

母) ママに似て可愛いからね

私) ママには似てません!ママは可愛くないし!

母) なんだって?(怒)

私) ごめんなさーい!

そんなたわいも無い会話をしながら
アルバムをめくり続けていた。

次のページになると私は無言になった。

なぜならそこに''じぃじ''が映っていたからである

その時私は友達と遊ぶ事に夢中で
じぃじが家に来る度約束をキャンセルしなければ
ならないことに毎回怒っていた
来てもただただ自慢話を聞かされるばかりで
いつの間にか私は来て欲しくない嫌いと
思うようになっていた。
そんな私が小さい時にじぃじに抱っこされて
楽しそうに写真を撮っていた。

なんでこんな人と。

そう思い続けていた

ある日をきっかけにそう思った自分を
殺したい程憎むことに気づかずに。