休み時間になると教室はざわざわうるさくなる。昨日のテレビ良かったねとか、最近の美味しいカフェとかを話し始める。それは私も例外ではない。咲と星奈と私でしゃべっていると、将さんがやって来た。「購買いこー」と言っている。2人の時間を邪魔しちゃ悪いので、私たちはここで退散する。「行ってらっしゃい」と言って咲と別れた。咲が居なくなると星奈は「で、告白の件どうするの?」と聞いた。私は思わず、飲んでいたイチゴミルクを吹き出しそうになってしまった。慌てて「奏くんに聞こえたらどうするの!」と言った。幸い、奏くんは友達と話し込んでいてこっちに気づいていなかった。良かったー。「だってさ、誰かに取られちゃうよ?」朝と同じことを言っている。「仮に告白したとして失敗して今までの関係も壊れちゃったらどうするの?」と聞くと「まぁ、その時はその時で何とかするでしょ」と星奈は言った。そんなの私は嫌だ。壊れちゃうなら今の方がいい。星奈は「そういうこと言ってるからダメなんだよー」と言ってドーナツの袋を開けている。今日、3個目だ。ダイエットしてるって言ってなかったっけ。まぁいいや。それから2人でどうでもいいことを話した後、チャイムが鳴った。
田村先生の数学は他の先生より分かりやすいと評判らしい。高1も田村先生だったから本当かどうかは知らないけど。眠くてうとうとしていると「この問題じゃあ、白花答えろ」田村先生が言った。一気に眠気がふっとんで黒板を見た。難しそうな問題ですぐ解けそうにない。やば!そう思って立ち上がると一か八か「32!」と答えてみた。そうすると皆から笑いが巻き起こった。意味がわからなくて馬鹿丸出しの顔をしていると田村先生が爆笑しながら「この問題、8-5って書いたんだけど」って言ってた。もはや語尾に“www”が付きそうな勢いだ。私、どんだけ寝ぼけてるんだろ。
休み時間にしっかりクラスの人に笑われてしまった。あぁ、こんな私を奏くんは女の子だと認めてくれるのでしょうか。
放課後、帰る準備をしていると後ろから「葵!」と声をかけられた。振り向くと咲だった。「今日、掃除当番なんだけど、塾で早く帰らなきゃいけないの!代わってくれない?」瞳をうるうるさせながら言う咲はとても可愛かった。断れるはずとなく、「いいよー」と言った。咲は「ありがと!葵!」と言って帰っていった。見れば時間はもう16時。掃除当番、もう集まる時間だ!急がなきゃ!
掃除が終わるとへとへとだった。今日は空き教室の片付けで重いものをたくさん持たされた。もう疲れたし、かーえろ。体育館の横を通ると人の影が見えた。あれ?まだ帰ってない人がいるのかな?掃除当番以外、全員帰ってるはずなのに。体育館の中を見ると、そこには……
奏くんと可愛い女の子がいた。
田村先生の数学は他の先生より分かりやすいと評判らしい。高1も田村先生だったから本当かどうかは知らないけど。眠くてうとうとしていると「この問題じゃあ、白花答えろ」田村先生が言った。一気に眠気がふっとんで黒板を見た。難しそうな問題ですぐ解けそうにない。やば!そう思って立ち上がると一か八か「32!」と答えてみた。そうすると皆から笑いが巻き起こった。意味がわからなくて馬鹿丸出しの顔をしていると田村先生が爆笑しながら「この問題、8-5って書いたんだけど」って言ってた。もはや語尾に“www”が付きそうな勢いだ。私、どんだけ寝ぼけてるんだろ。
休み時間にしっかりクラスの人に笑われてしまった。あぁ、こんな私を奏くんは女の子だと認めてくれるのでしょうか。
放課後、帰る準備をしていると後ろから「葵!」と声をかけられた。振り向くと咲だった。「今日、掃除当番なんだけど、塾で早く帰らなきゃいけないの!代わってくれない?」瞳をうるうるさせながら言う咲はとても可愛かった。断れるはずとなく、「いいよー」と言った。咲は「ありがと!葵!」と言って帰っていった。見れば時間はもう16時。掃除当番、もう集まる時間だ!急がなきゃ!
掃除が終わるとへとへとだった。今日は空き教室の片付けで重いものをたくさん持たされた。もう疲れたし、かーえろ。体育館の横を通ると人の影が見えた。あれ?まだ帰ってない人がいるのかな?掃除当番以外、全員帰ってるはずなのに。体育館の中を見ると、そこには……
奏くんと可愛い女の子がいた。

