人間嫌いの本当の気持ち

時間が経ち私は相変わらず彼女に甘えていた 

ある日彼女と占いの話題をした
彼女は机で物書きの仕事をしていたが。
話をしていた。

彼女は思いだしたように言う
「そういえば」

「前に占いで言われたんだけど」

彼女は言う、占いの内容は。
年末頃、近くにいる人にアプローチされ、
それは付き合う、とかではなく、相談を受けて、話し相手になると。

「えっ」
(てか占いというより予言じゃ…)
「俺かよっ」

「お前だよっ」
彼女は笑いながらツッコミを入れた


「凄いですね、そんなこともあるんですね」
私は心の中ではかなり動揺していた。

「ずっと忘れてて」

「占いも嬉しい事は今まで当たった事がなかったから信じてなかったんだ」


「その占い師、教えてくださいよ」

「覚えてないから、今度さがしてみるね」

「占いてか予言?」

「俺、人にああいう事話すことはまずないから」

「あの精神状態でつい言っちゃたんですよ」

彼女の物書きしている手がほんの一瞬だけ、止まったのが見えた 

それから何を話していたか覚えていない。