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2次会会場にて中継

『畑中係長、あの』(大声)

「どうした?」(大声)

ガヤガヤガヤガヤ

『いや、いいんです。』(大声)

カラオケで熱唱する出来上がった課長を他所に
イケメン寺島は営業担当の男どもとわちゃわちゃしていた。

それを見ながら歌を聴いてる私と畑中係長。

んー、これ、、

寺島ってホモなのかな?
なんか男の人といるときはめっちゃ嬉しそうだし、感じ柔らかいよな。

そんなことをおもっていると…

ギロッ

(あ、睨まれてしまった)

ん?でも逸らすのもなんか嫌だし、しかたない。
ジーーーッと見つめてやる

この際だからテレパシーでも送ってみよう
送れないけど

『(大丈夫、君がホモでもいいのよ。私偏見ないから。むしろ腐女子だから大歓迎ってのが本音。いやでも、漫画ではそういうの見るけど実際にはあったことないなー。あ、でも大丈夫尊いからね、イケメンとの絡みは)』

そんなことをおもっていると

ササッ

あ、目がそらされた。

なーんだ、つまんないのー。
これでほんまにテレパシーが出来てたら最高だぁね

『すみません、すこし席外しますね。』

畑中係長にそう言ってトイレに向かった。