?愛し合ったから命ができた。そう考えないと子供が可哀相だ。どうであれ、子供にとって父親は一生父親だ。礼衣の両親は愛し合ったから礼衣が生まれたのじゃないのか?恋愛のメカニズム。そう考えろ。わかったな。」
「…。」
「恋愛より友達の人間からの助言さ。」
それから二人は付き合う。みんなには内緒。
「最近、特にきれいになったよね。恋してるの?」
友人に聞かれる聖華。
「へへっ。」
「誰?」
「内緒だよ。だって本人に聞かれたら恥ずかしいもん。」
「この部にいるとか?」
「…うん。」
「ここ、男子部員、77人中29人いるから。同学年?それとも先輩?」
「…先輩…かな?」
「何年?…言ったら限られるよ。」
そこへ、
「誰かなぁ。気になる。2年?それとも3年?」
「青山先輩!?」
みんな言う。
「各学年仲良しでいないとね。あ、そういやあそこの気難しい男はやめておいた方がいいよ。」
「…気難しくて悪かったな。」
礼衣は言う。聖華はドキッ。
「真田先輩はやめた方がいいよ。」
「え?」
見透かした友人が言う。
「確かにクールだし、真面目だけど、青山先輩の言う通り、気難しそうだよ。あの手は女を寄せ付けない。」
「…。」
「好きなんだ。運搬担当だから?」
「…優しいもん。」
「過去に何かありそうだよ。気難しくなった理由。」
「…私、先輩が好き。もし振られたとしても好きなの。」
「やめた方が…。」
二人の時間。二人はキスしている。聖華は甘える。礼衣は応える。
”聖華、”
”礼衣、”
二人きりの呼び方。
「礼衣はもうすぐ引退だよ。」
「たまに来るよ。かわいい恋人に会いたいから。大会も手伝いに来るし。それに聖華に悪い虫がつかないようにね。」
「はい。」
引退後、数少ないデート。
「4つ上の姉さんが男を連れて来たんだ。」
「え?」
「子供は?」
「いるのは5つ上の姉さん。」
「?」
「それがまた、眩しいくらいのイケメンで、どこで会ったんだ?なんてね。」
「そんなにイケメンですか?」
「モデルできそう。」
聖華は抱き着いて、
「私は礼衣がいればいいよ。」
「オレも聖華がいればいい。いたずらしちゃうぞ。」
「…。」
「恋愛より友達の人間からの助言さ。」
それから二人は付き合う。みんなには内緒。
「最近、特にきれいになったよね。恋してるの?」
友人に聞かれる聖華。
「へへっ。」
「誰?」
「内緒だよ。だって本人に聞かれたら恥ずかしいもん。」
「この部にいるとか?」
「…うん。」
「ここ、男子部員、77人中29人いるから。同学年?それとも先輩?」
「…先輩…かな?」
「何年?…言ったら限られるよ。」
そこへ、
「誰かなぁ。気になる。2年?それとも3年?」
「青山先輩!?」
みんな言う。
「各学年仲良しでいないとね。あ、そういやあそこの気難しい男はやめておいた方がいいよ。」
「…気難しくて悪かったな。」
礼衣は言う。聖華はドキッ。
「真田先輩はやめた方がいいよ。」
「え?」
見透かした友人が言う。
「確かにクールだし、真面目だけど、青山先輩の言う通り、気難しそうだよ。あの手は女を寄せ付けない。」
「…。」
「好きなんだ。運搬担当だから?」
「…優しいもん。」
「過去に何かありそうだよ。気難しくなった理由。」
「…私、先輩が好き。もし振られたとしても好きなの。」
「やめた方が…。」
二人の時間。二人はキスしている。聖華は甘える。礼衣は応える。
”聖華、”
”礼衣、”
二人きりの呼び方。
「礼衣はもうすぐ引退だよ。」
「たまに来るよ。かわいい恋人に会いたいから。大会も手伝いに来るし。それに聖華に悪い虫がつかないようにね。」
「はい。」
引退後、数少ないデート。
「4つ上の姉さんが男を連れて来たんだ。」
「え?」
「子供は?」
「いるのは5つ上の姉さん。」
「?」
「それがまた、眩しいくらいのイケメンで、どこで会ったんだ?なんてね。」
「そんなにイケメンですか?」
「モデルできそう。」
聖華は抱き着いて、
「私は礼衣がいればいいよ。」
「オレも聖華がいればいい。いたずらしちゃうぞ。」


