帰った後の、茉衣、遥紀、茉莉、ハルカ、茉菜。
ハルカは疲れて眠る。茉莉は笑う。
茉衣は、

「ゆっくり寝さそうね。遊び疲れたみたい。茉莉もお昼寝したら?」
「え?」
「ほら、茉菜も眠たそう。」
「はい。」

茉莉はハルカの添い寝をする。
「あれ?寝かしたの?」

遥紀は聞く。茉衣は、

「かわいいのだもの。ほら?寝ててもハルカ、茉莉に甘えているのよ。」
「ははは、そうだね。」

すると茉衣は遥紀にキス。

「茉衣?」
「キスしたくなっちゃった。こういう時しかできないでしょ?遥紀、最近忙しいもの。」
「ごめん…。」
「でも、真治君いてくれて安心。真治君の給料分も頑張って?へへ、いつもお疲れ様です。」

ちゅっ。

「私も落ち着いたら車の免許とろうかな。短期でとろうと思ってたけど、遥紀と別れて落ち込んでたり、茉莉が産まれたりしてできなかったから。」
「いいよ。オレは茉衣には逆らえない。全てを押し付けたのはオレだ。」
「遥紀、大好きだよ。」

ちゅっ。


茉莉は目覚める。すると、添い寝している遥紀。

「パパ?」
「茉莉とハルカがあまりにもかわいい寝顔してたから。添い寝したくなった。」

茉莉は笑って、

「だから落ち着いて眠れたんだ。」

遥紀は思わず茉莉を抱きしめる。茉衣は、

「じゃあ私も便乗して…。」

茉莉を抱く。

「ママ…。」
「ごはんできたわよ。食べましょ。」

茉衣はハルカを抱いて、

「ハルカもごはんだよ〜。」

ハルカは甘える。


茉衣は茉菜に母乳をあげている。茉莉に抱かれたハルカはまじまじ見ている。

「ハルカも欲しい?ハルカは粉ミルクだもんね。乳離れしちゃったから少し寂しいな。茉莉、ハルカの分のミルクそこにあるからあげてね?」
「はい。」

ハルカは飲んでいる。

ごくごく。

「ハ〜ルカくん。」

遥紀は呼び掛ける。ハルカはにこにこしている。
ハルカは飲み終わる。遥紀に抱っこをせがむ。

「お!抱っこしていいのか?」

にこっ。

遥紀はハルカを抱く。笑う。

「ハルカ笑ってる。」

茉莉は言う。遥紀は幸せだ。

「ハルカ、パパに抱いてもらっていいね。」
茉衣も笑う。