息をきらしてこっちを見てる先輩




「どうしたんですか…?」




そう聞くと何も言わず近づいてきて私の目の前に立った




「髪…どうしたの?」




いつも笑ってるイメージだから真顔の先輩は少し怖い




「えっと…これは…」




先輩のせいでこうなったなんて絶対言えない…




最悪のタイミングで会っちゃった




必死で言い訳を考える




「お、お弁当こぼして洗ったんです…」




「頭にこぼしたの?」




「えっと…私たまにこうゆう失敗しちゃ……






ギュッ




話してる途中で突然先輩に抱きしめられた…