朝起きるといつも以上に身体が痛くて重くて今にも吐きそうだった




いつも通り校門にたどり着くと井岡先生が居て




「昨日は絆創膏ありがとうございました…」




ぼーっとする頭でそう言った




「大丈夫か?」




力なく声のするほうを見る




「はい…」




先生の目




ほんとに逸らしたくなる




「保健室来い」




「え…」




そう言うと一人で先を歩いて行く