愛さずにはいられない

だからここに今私が立てている。

絃が遠くに行ってしまっても、私の隣には仁がいてくれる。

廣瀬もいる。

絃が亡くなってから出会った人もいる。

いつだって私は一人じゃない。

私が楽しい時もうれしい時も。

悲しみから抜け出せずにいるときも。

苦しい時も。

いつだって私は一人じゃない。