あの頃も今も写真の中の絃は変わらない。
でもきっとこうして写真の前で話しかけなくても絃はいつも私を見ていてくれてるんでしょ?
仁や私のことを。
これからもそばで見守っていてね・・・
そんなことを考えていると玄関のかぎが開き急ぎ足で帰宅した仁が奈央のもとへ来た。
「体ひえるだろ!」
ベッドから出ていた奈央にそういうと絃は自分が来ていた上着を奈央の肩にかけた。
「ほらっ!」
仁は満面の笑みでスーパーの袋を開ける。
携帯で24時間営業のスーパーを調べて買ってきたトマト。
奈央はビニール袋いっぱいに入った大小さまざまな大きさや色のトマトを見て、驚いた。
「こんなにいっぱい!?」
「もちろん!」
自慢げな仁に奈央は苦笑いしながら答えた。
でもきっとこうして写真の前で話しかけなくても絃はいつも私を見ていてくれてるんでしょ?
仁や私のことを。
これからもそばで見守っていてね・・・
そんなことを考えていると玄関のかぎが開き急ぎ足で帰宅した仁が奈央のもとへ来た。
「体ひえるだろ!」
ベッドから出ていた奈央にそういうと絃は自分が来ていた上着を奈央の肩にかけた。
「ほらっ!」
仁は満面の笑みでスーパーの袋を開ける。
携帯で24時間営業のスーパーを調べて買ってきたトマト。
奈央はビニール袋いっぱいに入った大小さまざまな大きさや色のトマトを見て、驚いた。
「こんなにいっぱい!?」
「もちろん!」
自慢げな仁に奈央は苦笑いしながら答えた。



