「莉子さん、結婚式ではお世話になりました。今日もよろしくお願いします。」
「こちらこそ。よろしくお願いします。」
奈央と莉子が挨拶を交わしていると今度は仁が向かってきた。
「これ、お土産です。」
仁が大悟に紙袋を渡す。
「いいのに。気を使わなくても。」
「ありがとうな。どうだった?イギリス。」
「最高でした。」
「行きたいなー。私も。」
「なー。もう少し子供が大きくなったら旅行しようって約束してるんだ。二人で。」
大悟が莉子に話すと莉子も嬉しそうに微笑んだ。
「今は子供たちの部活の遠征とかで忙しくて、旅行どころじゃないんだ。」
「そんなにお子さん大きくなりました?」
「うん。中学生と高校生。もう・・・思春期真っ盛りで・・・」
「莉子は母離れされて寂しいんだよな。長男なんてこの前彼女と歩いてるのたまたま見かけちゃってさ。それからしばらく莉子寝込んだもんな。」
大悟がそう言って笑う。
「母親なんてそんなもんよ。小さいころはトイレにもついてきてたのに。」
ふたりの話しやすい雰囲気は似ている。そんなことを奈央は思っていた。
「こちらこそ。よろしくお願いします。」
奈央と莉子が挨拶を交わしていると今度は仁が向かってきた。
「これ、お土産です。」
仁が大悟に紙袋を渡す。
「いいのに。気を使わなくても。」
「ありがとうな。どうだった?イギリス。」
「最高でした。」
「行きたいなー。私も。」
「なー。もう少し子供が大きくなったら旅行しようって約束してるんだ。二人で。」
大悟が莉子に話すと莉子も嬉しそうに微笑んだ。
「今は子供たちの部活の遠征とかで忙しくて、旅行どころじゃないんだ。」
「そんなにお子さん大きくなりました?」
「うん。中学生と高校生。もう・・・思春期真っ盛りで・・・」
「莉子は母離れされて寂しいんだよな。長男なんてこの前彼女と歩いてるのたまたま見かけちゃってさ。それからしばらく莉子寝込んだもんな。」
大悟がそう言って笑う。
「母親なんてそんなもんよ。小さいころはトイレにもついてきてたのに。」
ふたりの話しやすい雰囲気は似ている。そんなことを奈央は思っていた。



