そして出したままになっていた目薬をギュッと握りしめる。 奈央が過去から抜け出せていないことの象徴である目薬・・・。 仁は眉間にしわを寄せながら無邪気な寝顔の奈央を見つめた・・・。 まだまだ足りない・・・そんなことを考えながら。