「どうもこうもないコレ見ろよ。」とパーカーのポケットからスマホを取り出しママから送られてきた梨沙子の寝姿と店での接客してる写真を見せてた。

「綺麗に撮れてる〜いつ撮ったんだろ〜」

「何撮られてるんだよ、それに店まで手伝って」

「だって〜誠司君いないし喧嘩しちゃったし〜昨日はごめんなさい」と小さな声で。

「いや、俺こそ出張忘れててごめん」

「よく帰ってこれたね、大丈夫なの?」

「あぁ、梨沙子の可愛い寝姿の写真見たら居ても立っても居られなくなって速攻で自分仕事終わらせてきた、残りは先輩にお願いしてきた」

梨沙子は誠司の頬にチュッとキスをして。
「誠司君おかえり」

「ただいま」と抱きしめ返しまだそのまま倒れ込んだ。