アナタと、キスと、銃声と。


「へ!?え…今、え?翔平ちゃん…え!?」






口元を抑えながら焦る私に対して。


ニコニコ大人の余裕を見せる翔平ちゃん。






「夕食の準備でもしましょうか」


「話し逸らさないで!」


「お嬢は何が食べたいですか?」


「翔平ちゃん!!!」






何度話を振っても翔平ちゃんは答えてくれない。


一瞬すぎて何も覚えてない。


翔平ちゃんとの別荘生活は、まだまだ長い。