アナタと、キスと、銃声と。


「んで?何したいの?梨瑚は」


「うーん…何しよう!!」






色んなお店が左右に陳列して、どこに行こうか迷う。


迷ってはない…。


計画も立てずに、その場で決めたからよくわかんない。








「何、無計画かよ」


「ごめんって…うーん…なんか流行ってるのとか知らない?」


「知るかよ、こないだ帰ってきたばっかなんだから」


「そうだった…えー、どうしよう」






たくさんお店がある中で。


たくさん人が並んでいるお店があった。


わたし達と同じような制服を着た、特に女子生徒が行列を作っていた。






「あ!あそこ行こ!!」


「何があるかわかってんのかよ」


「分からないけど、楽しそう!!」






並んでる人の間からちらちら見える、看板には。