父が拾ってきたのは私の運命の人でした

猫部屋に連れて行った瞬間、陸さんが固まった。

陸「何でこんなに猫いんの?」

「何でって。全部お父さんだよ。」

陸「あぁ…。」

「みんな可愛いんだけどね。」

猫たちは初めてみる陸さんに興味津々だ。
足元にスリスリする子もいれば、遠くで警戒している子もいる。
猫にもそれぞれ個性があるのよね。


「そこにしゃがんで手の甲の匂いを嗅がせて。」

陸「うん。」

「ソルト…。この人は陸さん。今日からみんなと一緒に暮らすから仲良くしてね。」

陸「よろしくな。」

「ソルト大丈夫だったでしょ?よし、ソルトが許したならもう大丈夫。」

陸「ここのボスなのか?」

「そう。みんなご飯食べようね。ここに並んで待てだよ。」

陸「賢いな。」

「この子達にはこの餌を朝と夜の2回40gずつあげるの。」

陸「計らないといけないのか。大変だな。」

「計らないと肥満になっちゃうでしょ。」

陸「確かに。動物飼うって大変なんだな。」

「この子達が長生きしてくれるなら全然大変じゃないよ。」