「へ……え……?」


頭の上から声が聞こえた。


低いから、男の子の声だな。


ん……頭の上から声が聞こえる?そんな事、ある?


わたしはパッと上を見上げた。


そこには、すっごくかっこいい、一ノ瀬くんの顔があった。