絶対離さないから。

そして、次の人。


次の人は、私の右の人。


男の子だけど、ずーっと寝てる。


私はどうすればいいかわからないまま。


「え、え…………。」


私はワタワタしながら起こすことにした。


「あ、あの……っ、」


無反応。


ピクリとも動かない。