それから大雅くんについて、売られたケンカを買う毎日。



多くの人に恨まれることもあって、向けられる殺気には敏感になっていった。



もう、あんな風に殴られないように。



気付けば、殺気などなくても人の気配に敏感になっていて。



誰も俺に近寄らなくなっていた。





なぁ、ももちゃん。



俺、強くなった。



だから、今度こそ…



キミを守るよ。





絶対に。







*おまけ─おわり