「俺は、あの日で“小野田”を捨てた

お前とは、何の関係もない赤の他人だ

御影 緋織と、小野田 伊織 なんだよ。」



「緋お「もう俺に関わらないで下さい。
“小野田君”。」




緋織は、変わってしまっていた





「............ああ、ひとつだけ。





俺はお前が憎くて憎くて堪らない。 」






どういうことなんだ、緋織———?





俺の瞳をやっと真っ直ぐに見つめた飛織は、
そのビー玉のようだった瞳に、やっと光を宿した




ただ、その瞳には復讐の炎で燃えていた