緋織


「なんでお前の双子の弟がいるんだよ!!」


............そんなの知るか


こいつの目線の先には女子に囲まれるあいつの姿


「知ってた。 でもどうでもいいから。」


そう答えればまた喚き出す目の前のこいつは
手塚 博樹|《テヅカ ヒロキ》


「どうでもいいたって.........!!あっちがお前に突っかかってくるかも知れないんだぞ?!」


「あいつには関わらないし、俺だって昔とは随分変わっちまった。」


だからバレることもないだろうし、第一俺のことを覚えているかどうか


覚えてはいるか
あんなもん残して消えた訳だし


「ほんとかよ〜? 」