「うっし、俺らもこれ終わらせに行くぞ!!」


さすがにこれ以上傍観している訳には行かなくなってきた


なんかやばそうな鉄パイプとか公園にあるあのブロック塀のやつとか持ちだしはじめている


おいおい流石にそれはやばいだろっ!!


物陰から走り出す


ブロック塀のブロックを振りかざした男まで6m
標的となった男はまだ自らの危険に気付いていない


「危ないっ!」


届けぇ!!


手を伸ばす


っくそ!届かない


思わず目を閉じたその時










———パシっ