また明日。


どこに居るんだろ・・・


とりあえず図書室を出たものの、そういえばクラスを知らない。
2年生だろうなとは思っていたので、2年生のクラスの階を一通り回ってみることにした。


去年は自分が生活していた階の筈なのに、今は異空間に迷いこんだ気分になる。
ぐるりと1周してみたは良いが、千春は居なかった。
他に千春が居そうな場所なんて知らない。
もしかしたらもう学校には居ないのかもしれない。


私、千春くんのこと全然知らないんだ・・・

なんか段々落ち込んできた。



ふうと溜め息をついて、窓の外を眺めた。
窓の外は四方を校舎に囲まれた中庭が見下ろせる。


よく見ると、端のベンチに1人で座っている男子生徒が居る。




───・・・・・・あ。




「居た・・・」