また明日。



暫く経ったある日。
その頃は段々日が長くなってきて夕方でも外はまだ明るくて、とても綺麗な夕焼けが窓から見えた。


「綺麗・・・」


思わず独り言を漏らした。
今日はこういう感動を伝えたい人がいない。
今日からバスケ部は大会だから。
同じクラスのバスケ部の天野くんも朝から居なかった。



頑張って・・・


心から祈ったはずなのに
千春くんに会えない寂しさにも気付いてしまった。




それから1週間後の放課後。
バスケの大会も終わって、3年生が引退した新しい部の練習が始まったみたいだ。
私はいつも通り図書室で勉強しながら、1週間振りに千春くんに会えるかもとウキウキしていた。