また明日。




8月の日差しが照り付ける中庭で千春を待ちながら思い出してみる。




初めて言葉を交したあの日から挨拶を交すようになって、少しずつ話をするようになった。

毎日千春くんが最後にくれる言葉は必ず
“また明日”
だった。


それが、私には少なからず嬉しかった。


部活はかなりキツそうで、でも、もうすぐ3年の最後の大会だからと言った千春くんの眼差しは真剣で、

私はその目が忘れられなくなった。