これ以上どう踏み込んで良いのか、聴いたとしても、私は慰める術なんて分からなくて 何も言えなかった。 千春も、それ以上何も言わなかった。 沈黙。 もうすぐ梅雨が来る。 湿った風の匂いにボンヤリとそう感じた。