「俺、2-4。樹は3-4だろ?」
「何で知ってるの?」
「だってノートに書いてあったし。」
「嗚呼、そっか。・・・じゃあ私のこと先輩って判ってて、今まで呼び捨てタメ口だったの?」
「あ、自分でも解ってるんだ。
1年もしくは中学生にしか見えないこと。」
「私はこれから成長するんだもん!!」
千春くんがけらけら笑うから、私も少し安心した。
「千春くん、今日部活は・・・?」
さりげなく、何も知らない素振りで訊いてみたら、さっと千春くんの顔が硬くなった。
でも直ぐにいつもの顔に戻って、今日だけサボリと軽く言った。
