私の太陽

でも、会場についたらまたバラバラ。

「ね、ちこちゃん遅いよー」

とじゅりちゃんに言われる。

「ごめんね」

私が謝ると、じゅりちゃんはニヤリと笑って

「ね、それ誰の?」

と私が羽織っている大きめなジャケットを指さす。

「斗、夢くんの」

私は、照れながら伝える。

「へぇー、やっぱり!速水とちこちゃんが会場出て行った途端に、斗夢がそわそわしだしたんだよ。
すぐに2人の後ついていって、
しばらくすると、速水だけが戻ってきて「斗夢から、みんな俺の事呼んでるって言われたんだけど、どうした?」って俺ら呼んでもないのに、言ってくるわけ!まぁ、勘の良い俺っちは、その場を上手くやり過ごしたけどね」