私の太陽

「斗、夢くん?」

私は斗夢君を見上げる。

ドキッ

久しぶりに至近距離で見た。

もう、心臓がバクバク言っている。

「ずいぶんと楽しそうだったみたいで。」

と不機嫌そうに言ってくる。

「てか、ちこが風邪引くんじゃないの?」

そう言い、自分が着ていたスーツのジャケットを肩にかけてくれる。

温かい。斗夢君の香りだ。

高校の時と一緒。落ち着く。