私は、お腹にそっと手を当てる。

「よし!お父さんの所に行こうね」

私がそう言うと、少しお腹が動いた。

すると、ピンポーン

家のチャイムが鳴った。

玄関を開けると 

「よ!お待たせ」

と、斗夢君が立っていた。え?なんで

「迎えに来ました」

と笑っている。びっくりした。

斗夢君。私は斗夢君に抱きつく。