私の太陽

もう、地元には戻ってこないのかな。

そう思うと少しだけ寂しくなった。

でも、斗夢君と話すのは、とっても楽しい。

私達は、今までの空白を埋めるかのようにたくさん話した。

そして、海に着いた頃には、夕方になっていた。

丁度、夕陽が沈んでいた。

とっても綺麗。

私は、自然と一粒の涙がでた。

すると、斗夢君が私の手を繋いできた。

私も静かに、握り返す。