「あっあの!!」

バタンッ――――☆

私はいすから思いっきり立ちすぎて何もないのに転んでしまった。

なのに痛くない!?

『いってぇ。吉村大丈夫か?』

っえぇぇぇぇ/////

わっわっわ私、今宮下くんの胸に寄りかかっています!!

あっ宮下くんが転びそうになった私をかばってくれたのか。

キャーーーーー/////

「ごっごっごっごめんなさい/////」

ってあれ?

ケータイが落ちてる。

宮下くんのだ!きっと私が宮下くんにぶつかった衝撃で落ちたんだ。

壊れていないカナ??

「ごめんね。ケータイ落としちゃって!」

え?

『あっ!』

私の手にあったケータイが宮下くんにおもいっきりとられた。

そうだよね。

恥ずかしいもんね。

だってケータイの待ち受け画面が女の子なんだもん。

「か・・・彼女?」

勇気を振り絞って聞いてみた。


ヤバイ・・・涙があふれてきそう。