健の胸は温かくて落ち着く。 健の匂いは柔軟剤の少し甘い香りで、つい長居してしまいそうになる。 この胸は、いつのまにか私の背を抜かし、胸板は暑くなっていた。 「帰れそうか??」 「帰るよ。私の家だもの。」 「一緒に帰るか?」 「うん、今日だけよ。」 素直に甘えられないが、これでもかなり甘えている方なのだ。 私としては。