きっと、キミのせい



本当の友達って、なっちゃんみたいな人のことを言うんだなあ。


ダメなところはダメって言ってくれて、それでも突き放したりせずちゃんと寄り添ってくれる。


…甘え過ぎかな。


なっちゃんに助けられてばっかりだ。



『あたしはさ〜。陽の家庭でのこととか分かってるから、陽に自信がないのも知ってる。認めてもらえないのって辛いから。だけど陽はもっと自信もって良いんだよ。』


『あたし、陽と佐藤が釣り合わないなんてこれっぽっちも思わないよ。』


あたしの涙腺、崩壊します!!!


なっちゃんはお世辞を言うタイプじゃないから真っ直ぐに言葉が心に入ってくるんだ。


『まっ、こんなキレイ系なあたしといるんだから陽が自信なくすのも当たり前か!なんて〜!』


胸が一杯な上に涙を堪えてる何も言えないあたしに、舌をペロッと出してジョークを言って励ましてくれるなっちゃん。


重たい空気が少し軽くなる。


なっちゃんはまた真剣な顔に戻り、続ける。