きっと、キミのせい



捨て台詞を吐いてお風呂へ向かうと、ドボンと浸かりながら苛立つ気持ちをクールダウンさせる。


あぁもう、今日は課題やらずに早く寝よう…!!


次の日の朝、なんとなくお母さんとは気まずかったけど、これもいつものことだ。


今日の放課後はなっちゃんとご意見番だし、気持ちを切り替えて学校行こう。


よし!と気持ちを切り替えて校門を抜けると、見覚えのある後ろ姿が見える。


佐藤くんだ、


昨日のアレを見たからか、自分の中で勝手に気まずく思えてくる…


けど挨拶でさえ話しかけるチャンスだ!


少し小走りになり、急いで上履きに履き替えて教室へと向かう佐藤くんに追いつく。


「さ、佐藤くん…!」


立ち止まりもせず、何も言わずにチラッと振り返る佐藤くん。



「おはよう!!」


『…はよ、』


「おはよ!!!!!」


挨拶を返してもらえたのが嬉しくて。


一瞬でもその目にあたしが映ったのが嬉しくて。


思わず2回も挨拶してしまった。


一喜一憂しすぎ、あたし。