きっと、キミのせい



正直洸希が恨めしいと思ったことは数え切れない。


***


「お母さん!見て!テストで80点取ったよ!」


あたしからすればすごく良い点数でテストを返された時、早くお母さんに見せたかった。


ただ、頑張ったね!すごい!そう褒めてもらえると思ってた。


それだけで良かったのに。


『あら。洸希はいつも100点取ってるわ。』


あたしにとって80点はものすごく価値のある点数だったのに。


子どもながらに悟ったのだと思う。


あたしは100点を取らないと褒めてもらえないのだ。

いや、取ったところで褒めてもらえないのかもしれない。