『は!!!!る!!!!!!』


本当に言っちゃったよ…とボケーっとしていると、なっちゃんにグイっと腕を掴まれて席まで連れて行かれる。


「な、なっちゃん…おは、おはよ…」


『どういうこと!あの告白!!』


「えっと…居てもたっても居られなかったというか…自分でもよく分からなくて…」


『陽ってこんなに大胆な子だったっけ?』


なっちゃんが珍しく焦っているな、なんてどこか他人事のように感じる。