俺がどの高校へ進学しようとか、今の学力で受かるのかとか、両親は陸のことで手一杯でそんなのには無関心に等しかった。
「母さん。高校なんだけどさ、一応日向…」
『ごめん母さん今から陸のところ行かなくちゃ。高校は蒼の行きたいところに行ってくれればいいから。机の上にお金置いておいたから夜ご飯適当に食べておいてね。』
「俺のことなんてどうでもいいよなそりゃ…」
自分は存在しているはずなのに、どこか空気のように、居ないのではないかと自分でさえ思ってしまうような孤独感を感じていた。
そんな時に支えてくれたのが優だ。
『お前日向高校行くんだよな?俺も頑張って学力上げるから一緒に日向高校行こうぜ。』
はっきり言って優はバカだ。
「お前今からどんだけ点数あげなきゃいけないのかわかってんの?」
『ん〜各教科50点ずつくらい??』
