きっと、キミのせい



「えっ…」


教室に入った瞬間、あの時の横顔イケメンが目に飛び込んできて、思わず立ち止まってしまう。


チャラチャラした元気な男の子の話を机に肘をつけながら気怠そうに聞いている。


あ、会えた…


一気に心拍数が上昇するのがわかる。


『…る、陽?どうしたの?』


なかなか現実に戻ってこないあたしをなっちゃんが怪訝そうに肘でつつく。


「よ、横顔イケメン…」


『まじ!!どこ!!誰!!どれ!!』


「なっちゃん、ちょっとボリュームだけ気にしてお願いだから!」


あたしの渾身の訴え。


『ごめんつい…。で、誰?』